岡本有佳

2017年11月20日2 分

性暴力・性搾取に取り組む若手活動家ツアー報告 第三日目

最終更新: 2020年6月9日

■群山のインピ面(臨陂面)にある昇華院

2002年群山の火災惨事で死亡した2人の女性が安置されています。また、2000年、2002年に発生した火災事件で死亡した19人の女性をここで火葬しました。

納骨堂をお参りしました。

  • アメリカタウン(群山)

1969年に米軍近くに[u1] できたアメリカタウン(基地村)。米兵が減って商売にならないので、いまは「国際文化村」となり韓国の業者人も出入れりできる[u2] ようになっています。ハングルの看板が増えているということでした。

  • アメリカタウン入口看板 WELL COME INTERNATIONAL CULTURE VILLE」(かつては「AMERICA TOWN」だった)

ハングル表記の店舗がかなりあった

かつては飛行場米軍基地と基地村(アメリカタウン)を往復するシャトルバスが運行していたという。現在は米軍を専門とするタクシーがある。

夜間バスEXIT体験ソウル、新林(シンリム)駅から徒歩3分ほど、川沿いの道路にEXITバスは停まっていました。午後6時頃から、バスの準備のお手伝い。バスの隣にテントを張り、そこで食事がとれるスペースをつくります。準備ができたら、バス内でミーティング。前回の反省や申し送り、今日の予定などを支援活動家の人たちがそれぞれ報告し、意見交換。体験する私たちのためのレクチャーがすむと、以下の3つのグループに分かれてローテンーションしながら体験することになりました。路上で青少年との出会い(パトロール)暖かい食卓の分かち合い(食事、間食)おしゃべりと相談がともにあるスペース(友達、メンター、親相談)午後8時にオープンすると、高校生、中学生、10代の人たちを中心に集まってきました。バスに来ると、まず今日なにがしたいのかを聞き、やりたいことをしてもらいます。来ている子たち同士顔見知りになっている場合も多いようで、子どもたちにとってここにくれば話ができるし、ごはんも食べられる場所として定着しているようでした。パトロールでは、未成年と思われるような子にバスの案内カードを靴下やキャンディと一緒に渡して、活動を紹介していきます。何度かバスに来たことのある子たちが、子どもたちが集まっている場所を教えてくれたりすることもあります。23時過ぎまで体験させてもらい、体験についての感想を話し合う場を設けて解散。バスは夜中の1〜2時までオープンし、それから後片付けとその日の反省会をして帰りは5時頃になるそうです。

               EXITバスの中の様子

テント内では支援活動家がつくるごはんが食べられる。今日のメニューはチヂミ

               新林の夜の街をパトロール

     私たちが帰る午前0時頃も、テント内から子どもたちの声が聞こえていた。

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