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6月10日「慰安婦」問題が未来を拓く

更新日:2020年6月9日


日が経ってしまいましたが、6月10日「希望のたね基金」発足記念集会のご報告です。”「慰安婦」問題が未来を拓く”と題した会場には、一般の方、メディア関係の方、基金関係者など100名余りの方々にお集まり頂きました。和やかな雰囲気の中、「正義記憶財団」理事の尹美香さん基調講演を始め、当基金の理事である梁澄子、北原みのりが「希望のたね基金」についての想いを語りました。

尹美香さんは26年に及ぶ「慰安婦」問題の闘いの中で、常にハルモニたちに寄り添ってきた「挺対協」の共同代表であり、現在は2015日韓合意の無効化を宣言して設立された「正義記憶財団」の常任理事を務めておられます。ハルモニたちが一歩を踏み出した時の迷いと心細さ、被害者自らが社会の無理解と対決せざるを得ない惨さ、日韓両政府から政治的に利用される理不尽といった背景を説き、その中で、ハルモニたちが自ら尊厳と名誉を回復し、人権活動家として堂々と世界に羽ばたいていくまでの奇跡の歴史を語りました。そしてそれが今では、若い世代の人々から、平和と民主主義のシンボルとして、最も支持を集める存在であることを。

ハルモニたちの創った、性暴力被害者の尊厳や名誉の回復そして連帯の歴史を受け継ぎ、次世代に繋げ、育て、性差別のない平和な世界へ大きく舵を切るために、握手!

希望のたねを撒くのだ。おー!

また、韓国から駆けつけてくださった、MARYMOND(マリモンド)の代表たちも挨拶してくれました。

韓国では今、ソーシャルビジネスと言われる、営利そのものでなく社会への貢献や変革を目指した起業が盛んです。その中でも大きな成功を収めているのが、このMARYMOND。20代の若者たちが中心になってつくった会社です。ハルモニたちが自己回復の過程で作成した押し花などの作品からデザインされた、アクセサリー、バッグ、文房具などをインターネット販売しています。とっても明るくキュートな小物たち。HPはこちら、ぜひご覧くださいね。

http://marymond.kr/main/index


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