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執筆者の写真キボタネ

高麗博物館との連携企画「若者にとっての関東大震災100年:ジェンダー視点で考える朝鮮人虐殺」

更新日:2023年8月29日

高麗博物館との連携企画

「若者にとっての関東大震災100年:ジェンダー視点で考える朝鮮人虐殺」


1923年9月1日、関東大震災発生の直後から、朝鮮人が「井戸に毒を入れた」「放火をしている」等のデマが広まり、軍隊・警察・自警団によってたくさんの朝鮮人や中国人が虐殺されました。このとき、日本の社会主義者や労働運動の指導者、無政府主義者や女性解放運動家たちも国家権力によって殺害されました。

それから100年後の今日に至るまで、真相究明や証言の聴き取りが精力的に行われてきましたが、虐殺の記憶を伝えていく過程でジェンダーの視点が意識されることはあまり多くありませんでした。

今回の企画では、キボタネで活動する若者世代が虐殺の証言集を共同作業で読み解くなかで、虐殺時に残虐な性暴力が起こっていたことや、「朝鮮人男性が強かんをしている」といったデマが流布された事実に注目します。また、デマに扇動された多くの日本人男性が「女性や子どもを朝鮮人の襲撃から守る」ために虐殺の加害者となった点をふまえつつ、ジェンダーの視点から朝鮮人虐殺を記憶することの意味を考えていきます。


★ 希望のたね基金(キボタネ)は、日本軍の「慰安婦」とされた女性たちの経験や想いを若者世代が継承するとともに、性暴力のない社会をつくるために様々な取り組みを行っています。今回の企画では、キボタネに集う若者世代の有志メンバーが、関東大震災朝鮮人虐殺の証言集を読むなかで見えてきたこと、感じたことを発表し、証言を記憶することの意味を、参加者の皆さんとともに考えます。


【日時】2023年9月24日(日)18:00~19:30


【会場】高麗博物館(https://kouraihakubutsukan.org/)

東京都新宿区大久保 1-12-1 第二韓国広場ビル7階(1階ファミリーマート)

●地下鉄大江戸線・副都心線「東新宿」駅A1出口 徒歩4分

●西武新宿線「新宿」駅 徒歩7分

●JR「新大久保」駅 徒歩10分

●JR「大久保」駅 徒歩13分


【当日の流れ(予定)】

18:00 趣旨説明

18:10 証言集をジェンダー視点で読む

19:00 フロアを交えて感想共有


【参加費】

高校生:200円(入館料のみ)

大学生・大学院生・30歳未満の方:400円(入館料のみ)

一般(30歳以上):1000円(入館料400円+参加費600円)

※ イベント当日、入館時に受付にてお支払いください。


【定員】

現地参加のみ30人

※ 申し訳ありませんが、オンライン配信はありません。


【申し込み】※ 定員に達し次第、受付を終了いたします。

事前に以下のフォームより、必要事項をご記入ください。



【問い合わせ】

希望のたね基金(キボタネ)

e-mail: info@kibotane.org


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