被害女性たちの証言を直接聴くことが難しくなった今、彼女たちの証言を「声を出して読む」ことで、被害女性たちの「声」に耳を傾けようとするキボタネWS。10回目は、昨年末に翻訳出版された『記憶で書き直す歴史』(挺対協の証言集4)の中から尹順萬さんを取り上げます。
尹順萬さんは本年5月に逝去されました。尹順萬さんを追悼するWSとして開催したいと思います。
『記憶で書く歴史』は、挺対協の証言集6巻の中でも、聴き取り方法に画期的な転換をもたらした『証言4集』の翻訳書で、サバイバーたちが語ったありのままの言葉を紡ぎ、言葉にならなかった想い――息づかい、泣き方、沈黙――までも読者に届けようとしています。「問うから聴くへ」という画期的な方法論を確立・実践したこの本は、その後、韓国で「慰安婦」証言研究だけではなく、オーラルヒストリー研究でも高く評価されてきました。その本に収録されたサバイバー9人の肉声の中から、今回は尹順萬さんに焦点をあてます。発表は、キボタネ若者ツアーに参加して現在は運営委員として活動する石田凌太さんです。
zoomのミーティング機能を使って全体でテキストを音読し、ブレイクアウトルーム機能を使ってグループディスカッションをおこないます。この機に『記憶で書き直す歴史』をご注文いただければ、参加費を割り引きさせていただきます。
キボタネWS Vol.10 尹順萬さんの証言を読む
日時 2021年7月3日(土)14:00~17:00
申込み締切 7月2日正午
チューター 石田凌太(キボタネ運営委員、学生)
定員 30名 ※要予約
参加費 1000円 / 学生無料
※『記憶で書き直す歴史~「慰安婦」サバイバーの語りを聴く』(税込み3,080円)を注文いただくと、参加費1,000円込み(計4,080円)を3,500円にて、本書をお送りします(送料無料)。
申込みは以下のボタンをクリック!
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一般社団法人 希望のたね基金
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Email Info@kibotane.org
TEL 080-3418-060
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