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正義記憶財団、第1回「吉元玉女性平和賞」に「韓国ベトナム平和財団」常任理事の具秀姃さんを選定!

更新日:2020年6月9日


正義記憶財団、第1回「吉元玉女性平和賞」に「韓国ベトナム平和財団」常任理事の具秀姃さんを選定!

吉元玉(キル・ウォノク)女性平和賞は、日本軍「慰安婦」被害者の吉元玉さんが、梨花女子大学創立131周年を記念して制定された梨花キリスト教女性平和賞の第1回受賞者に選ばれ、その賞金を平和のために尽力する女性に捧げたいと意思表示したことを受けて、(財)日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団(正義記憶財団)が本年5月17日に制定したものです。

吉元玉女性平和賞第1回受賞者に選ばれた具秀姃(ク・スジョン)さんは、1997年にハノイの国家文書保管センターで「ベトナムにおける南朝鮮軍隊の罪悪」という文書を発見したのを契機に、真相究明のための文書発掘に尽力し、1999年、『ハンギョレ21』に韓国軍によるベトナム民間人虐殺事件を初掲載、この問題を韓国社会に広く知らせ、その後、真相究明のための活動を今日まで続けてきました。ベトナム現地で被害者支援、慰霊碑建立、医療奉仕活動などの他、韓ベ平和財団を設立して多彩な韓国ベトナム平和交流活動をおこなっています。現在、韓ベ平和財団常任理事。

正義記憶財団は具秀姃さんの授賞を発表する報道資料の中で、「彼女の平和をめざす活動は、被害者として日本軍性奴隷制問題の正義の解決を要求する韓国社会が持っている、加害者としてのベトナム戦争時の私たちの責任に気付かせる契機となっただけでなく、全世界に戦争犯罪の残酷さと平和の大切さを知らせる上で重要な役割をしてきた」とし、「正義記憶財団は今後『次世代は私のような被害に遭ってはならない』『私のような犠牲者が生まれないよう平和な世の中をつくりたい』と、全世界に日本軍性奴隷制問題を知らせる活動をしてきた吉元玉ハルモニの意志を引き継ぎ、被害者を生まない平和な世界をつくるために努力する後輩女性平和・統一活動家たちを支援するために制定された『吉元玉女性平和賞』を通して、日本軍性奴隷制問題の正義の解決だけでなく、全世界の戦時下性暴力被害者を支援し、連帯し、より多くの女性平和・統一活動家を発掘して、その意志を継承するため努力していく」と表明しています。

「吉元玉女性平和賞」の授賞式は8月14日午後6時から開催される第5回日本軍「慰安婦」メモリアル・デーのナビ文化祭でおこなわれ、賞金300万ウォンが伝達されます。


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