Vol.5 河床淑さんの「証言」を読む
■チューター 新畑 信(キボタネ運営委員)
■日時 2019年 1月 26日(土)14:00~
■場所 イリヤプラス カフェカスタム倉庫(東京都台東区寿4丁目7−11)
■定員30名 ■参加費 1000円(ワンドリンク付)
日本軍「慰安婦」被害女性の証言を読むキボタネワークショップ。5回目は河床淑さんの証言を読みます。河床淑さんは1944年、工場で働けばお金を稼げるという言葉に騙されて、朝鮮の忠清南道から中国・武漢に連れて行かれ、「慰安婦」にされました。日本の敗戦後も帰国することができず、武漢で生きて来られました。2003年から2年半ほど韓国で暮らしましたが再び中国に戻って生活、しかし最期は韓国で亡くなられました。2017年8月でした。
1991年に金学順(キム・ハクスン)さんが声をあげたことを契機に、多くの日本軍「慰安婦」被害女性たちが後に続いてお話をして下さいました。残念ながら証言された女性たちの多くは既に他界され、私たちは今、女性たちの話を聞く機会を持つことが難しくなりました。しかし、女性たちが遺してくれた証言を読むことで、女性たちの「声」に耳を傾けることはできます。これまで、「慰安婦」問題に関心はあったけれど何から始めればいいのか分からないという方々に、女性たちの証言は最良のテキストだと思います。
とりわけ今回は、ご本人に直接会ったことのない私たちが証言をどう読むのか、という課題にチャレンジします。共にテキストを読み、共に考えるワークショップに皆さんのご参加をお待ちしています。
<お申し込み方法>
Info@kibotane.org にてお申し込み下さい。
メールにはお名前と年齢をご記入いただけると、うれしいです。
定員になり次第締め切ります。
お支払いは当日会場にてお願い申し上げます。