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キボタネ連続講座2026 若者が聴く-地元から始める日本軍「慰安婦」問題解決運動- 第4回 沖縄の感想

日時:2026年4月17日(金)19:00~21:00

講師:宮城晴美(みやぎ はるみ)さん


最終回の第四回目は沖縄で活動する宮城晴美さんにお話を伺いました。


1.80年代の沖縄のフェミニズム運動の幕開け

沖縄の女性運動は80年代に高まったそうです。1985年に開催された第1回うないフェス

ティバルでは、高里鈴代さんを座長に主義・主張を超えた女性たちが連帯し、さまざまな

ワークショップが繰り広げられました。そのお話の中で印象的だったのは、それまでニュ

ースを読むのは男性アナウンサーと決まっていたのが、このうないフェスティバルで初め

て女性アナウンサーがニュースを読み、それをきっかけに女性アナウンサーもニュースを

読むようになったというお話でした。運動が世の中の常識を変えるダイナミズムを感じま

した。


2.沖縄での『慰安婦』問題に関する動き

沖縄では80年代末期から90年代にかけて、住民の「慰安婦」に関する証言が集められま

した。91年に日本軍「慰安婦」サバイバーであるペ・ポンギさんが死去されたこと、92年

に金学順さんが名乗り出られたことにより、沖縄での「慰安婦」証言集会が活発になりま

す。また、那覇市議会で、市長が「慰安婦」問題について、国家の補償義務などに言及し

たり、沖縄女性史を考える会が「慰安所」マップの調査結果を報告したりと「慰安婦」問

題への動きが高まったそうです。


3.沖縄の「集団自決」と「慰安婦」との関係

1945年、沖縄に米軍が上陸すると、各地で「集団自決」が起こります。当時、「慰安婦

」という言葉はなく「朝鮮ピー」と表現していました。「集団自決」の背景には、「敵に

捕まると女は強姦されるか、朝鮮ピーのようになる。その前に死を」と日本軍から命じら

れ、辱めを受けるなら死んだほうがマシという思考に陥らされていた状況がありました。


4.米軍の構造的暴力

集団自決に失敗して負傷した人、投降した人達を米軍は救助しました。しかし、救助し

、食糧を与える一方で米軍は沖縄女性たちをレイプします。あまりにもレイプ事件が多い

ので、歓楽街が設置されます。これは米兵による性犯罪から“一般女性”を守るため、一部

の女性たちの「性」が政治的に利用されたものですが、結局レイプ事件は減りませんでし

た。そして、1995年に少女が米軍3人にレイプされる事件が起こります。世界女性会議に

参加した女性たちが帰国した空港でそのニュースを知り、怒りの記者会見を開きます。こ

の事件を機に軍隊の構造的暴力が明らかにされました。そうして、「基地・軍隊を許さな

い行動する女たちの会」ができたのです。


宮城さんはその後のバックラッシュの話や沖縄で現在活躍する女性たちの話、若い女性

たちとの交流の話も聞かせてくださいました。

最後にキボタネの若者たちへのメッセージとして、「戦争が起こると必ず性暴力が起こ

る。軍隊と性暴力はセット。戦争を起こさない!9条をとにかく守る!私は歴史を記録する責任があると思ってやってきた。一人ではありません。仲間がいると信じてがんばってください」という温かい言葉をいただきました。


希望のたね基金

Magi

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